防災の基本 その① ~事前防災 と 事後防災~
皆さんこんにちは!
岡山市を中心エリアとしている岡山不動産情報館「さんぜろ不動産」の日下です!
平素は弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
「防災の基本は最悪の想定から ~東日本大震災から10年~」と題して、数回に分けていきたいと思います。
今回は、その①「事前防災」と「事後防災」についてです。
東日本大震災から10年、マスコミを含めて防災に関する情報が多く流れていたので、常々気になっていたことを記事にしてみたいと思います。
正しい判断のためにも欠かせないので改めてご認識ください。
事前防災 と 事後防災
防災対策は、大きく分けて
・事前防災・・・予め対策を行うことで被害そのものを避ける対策
・事後防災・・・万が一、被災しても困らないように準備しておく対策
に分類できます。
今回、防災に関する記事を書こうと思ったのは、防災関連の報道のテーマはほとんどが事後防災だけで、事前防災について触れられていないと感じたからです。
「事前防災」と「事後防災」はどちらが大事とかではなく、どちらも必要な対策なんです。
防災グッズを買い漁る前にやるべきこと!
防災と言えば防災グッズです。
各地で発生する自然災害の教訓から、便利な防災グッズが安価で買えるようになってきました。
ただ、防災グッズを揃えるだけで安心するのは危険です。
本当に考えておかなければならないことが抜けてしまっているからです。
防災で忘れてはいけないこと、それは自然災害が発生した後、「生存する」ことを考えた対策です。
やるべきことを考慮しないことがどれほど危険なのかはご理解いただけるのではないでしょうか。
対策する順番が違うんです。
まずは「事前防災」を考えましょう。
実施が困難なものが多いのは事実としてありますが、それでも「事前防災」から考えてください。
「事後防災」はそのあとです。
防災グッズは防災対策の最後に検討すべきものなのです。
最悪を想定!それが「事前防災」です!
防災を考える上では、最悪の想定を欠かしてはいけません。
災害が発生したら防災グッズを持って避難所へ行くというのは、災害で家が倒壊せず、且つ、出入りもできることが大前提です。
どれだけグッズを揃えていても家が倒壊などして命を落としてしまったら意味はありません。
最悪の想定とは、災害で家が倒壊する可能性も考えておくということです。
それでようやく家が倒壊した場合の対策を始めることが出来ます。
災害は地震だけではありません。津波は?洪水は?土砂災害は?
ハザードマップを眺めながら、まずは皆さんのお家の安全を確認しましょう。
判断材料が分からない方は、お気軽に「さんぜろ不動産」にお尋ね下さい。
さんぜろ不動産では、岡山のハザードマップをグーグルマップ上に表示しご確認いただくことが出来ます。